樹木の葉から病気チェック

葉の症状 原因 状況 見分け 解決策
葉がしおれた
水不足 特に夏場の水不足 土の表面が白っぽくる 夏場は日中を避け、朝晩に潅水
根腐れ
根の病気
日差しが極端に強い 適性の合う植物にする
葉が枯れた
植物の根が浅くないですか
葉ダニがついてませんか 葉裏に赤い小さな虫ついてた アカダニ  刹ダニ剤を散布する
葉が落ちた
日当たりはいいですか 環境にあった植物を 樹木のお手入れも必要 樹冠部に葉が茂りすぎて日がまんべなくあたらない
水不足してませんか
水やりすぎてませんか 自然の雨との兼ね合いで 惰性でやらない 土壌が粘土質の場合土壌改良
鉢植え植え替えてますか 鉢のなかで根詰まりしている 2年に一回は一回り大きいサイズに植え替えましょう
春先に多く葉が落ちた 新たしい芽が出ていれば葉の新旧交代なので問題ない
冬季の落葉 落葉樹は葉を落とします、常緑樹の場合樹種にもよりますが、寒風に吹き曝しになっている 風除けを設ける
樹木移植による 葉が黄変しハラハラ落ちる 地上部と地下部とのバランス 樹木が根付くために葉を落とし樹木全体の養分バランスを調整している
葉の症状 原因 状況 見分け 解決策
葉が巻いたり縮れたりしてる ハマキムシの幼虫かアブラムシの食害 モッコクハマキ  チャハマキ  コカクモンハマキ 葉が巻いている奥に幼虫のフン、小さな虫がいる 葉ごと処分か薬剤散布
葉に班点 黒点病 カビやバクテリアが発生する。気温や湿度の高い場所でよく発生。通風、水はけの悪い場所に出やすい日当たりの悪い場所にも発生しやすい 班点ができる 薬剤散布、風通し、水はけ改善  月に〜2回の薬剤散布(温度湿度の高くなる4〜10月にかけて注意)
黒星病
白星病
班点病
炭そ病
黒班点病
葉に欠けたり、穴があいてる 毛虫が食害 チャドクガ幼虫1 チャドクガ幼虫2  毛虫が並ぶ、触れると危険。肌の弱い方は風下にも回らないように毒毛でもカブレ(強烈な痒み) 捕殺および薬剤散布 温度の上がる4〜10月注意 また冬季卵を見つけ事前処理すると春から秋の発生が少なくなるのでお勧めですが、見つけるには根気がいります 成虫                                                                                                
マユ

イラガ幼虫 1.1    1.2     2    

成虫

緑色に黄色のスジ、触れると危険(電気ショック:しばらくヒリヒリ痛い) 捕殺および薬剤散布
アメリガシロヒトリ幼虫 1.  2  3  4  大量発生している特徴 成虫         捕殺および薬剤散布
イモムシが食害 イモムシ、ヨトウガ 1  2  食害跡 捕殺および薬剤散布
ナメクジ、カタツムリが食害 葉の通り道がテカテカ光っている 捕殺
葉の表面に白い粉がつく うどんこ病 通風、水はけが悪いと発生しやすい。樹木の透かし手入れも忘れずに 葉に白い粉状のものがつく 葉裏を時々見てやり水で洗い流す事前の方法と出てしまった後の薬剤散布 窒素肥料多すぎると病気にかかりやすいカリ肥料多めにする方法(状況を見ながら)
もち病 葉がもちのように白く時に赤いスジもともないふくらむ 薬剤散布
ハダニ 葉の色が白っぽくなる 葉の裏に小さな虫 薬剤散布
葉の症状 原因 状況 見分け 解決策
葉の色が変わってしまった 日差しが強すぎ 葉のみずみずしさなくなる(樹木の適した環境を考えてうえてますか) 葉が枯れ込む .樹木の日差しが強すぎたるので場所を変える、日除けを考える
日照不足 葉のみずみずしさなくなる(樹木の適した環境を考えてうえてますか) 葉が黄変 日差しのある場所に植替え、枝が混みすぎていいる場合枝透かし
栄養不足 葉のみずみずしさなくなる(樹木の適した環境を考えてうえてますか) 葉が黄変 不足している成分の肥料を与える
葉が黒く汚れる カイガラムシによるすす病 葉の美観が極端に悪化 葉に「すす」がついたように カイガラムシを歯ブラシでかき落とし、薬剤散布
アブラムシによるすす病 葉の美観が極端に悪化 葉に「すす」がついたように アブラムシに薬剤散布